株式会社清和物産



かぜ症候群(2)

急性喉頭炎

 
かぜ症候群の部分症としておこることが多く、声の出しすぎなどでも生じる場合があります。喉頭は発声にかかわる中心の場所のため、発声障害がしばしばみられます。
(症状)
 のどの乾燥感やかゆみ、痛みとともに、声がかすれたり、声が出なくなったりします。またせきが発作的に出現することがあります。
(治療)
 咽頭炎に準じますが、抗生物質や副腎皮質ステロイド薬のネブライザー(吸入器)による吸入療法があわせて行なわれることがあります。


急性喉頭蓋炎

 
喉頭炎のなかで声門上部の喉頭蓋に急性炎症をおこした状態です。幼小児に多くみられ、気道が閉塞されてしまう危険があります。

b型インフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは別のもの)が原因となることが多いとされています。
(症状・治療)
 発熱やのどの痛みとともに呼吸困難が進んでくることが多く、声がれは強くありません。
 喉頭炎の治療とともに、気管内挿管や気管切開などの気道確保が必要になることがあります。


咽頭結膜熱(プール熱)

 
アデノウイルスにより発病することが多く、学童期にしばしばみられ、6〜9月ごろにかけて流行します。
 プールの水によって目から感染していくと考えられるため、プール熱と呼ばれます。
(症状)
 おもな特徴は結膜炎、咽頭炎、発熱です。
5〜6日の潜伏期間を経て38〜40度の高熱が出現し、目の充血やのどの痛みとともに全身倦怠、関節痛、頭痛などをともなうことがあります。
約1週間ほどで解熱し快方に向かいます。対症療法以外に特別な治療法はありません。