株式会社清和物産






Part  3



◇  小脳・脳幹のいろいろ

小脳は大脳にほとんどおおわれていて、重さは脳全体の10%程度
小さいけれどここには、脳全体の半分以上の神経細胞が集中しています
脳幹は、体のすみずみから脳に届く情報や、大脳から出て行く指令が必ず通る場所です
脳幹の重さは200グラム、形も大きさも人の親指に似ています
 

大脳からの運動命令を受けて手足をスムーズに動かす働きをする 〜
  大まかな運動命令が大脳から出されて、小脳の回路でそれを細かく調節してから、全身へと命令が送られます。 このため、微妙な運動もスムーズに行われるのです。  また、体のバランスをとっているのも小脳です。 小脳の働きが壊れると、めまいが起きたり、身体のバランスがとれなくなって、片足で立っていられなくなります。
   小脳の皮質は、とても規則正しい構造になっています。1平方ミリメートルに、およそ50万個の神経細胞が回路網をつくり、一つのコンピュータのように情報を処理しています。  小脳全体には、このシステムが3万もあることになり、このために、複雑な運動も筋肉を協調させて行うことができます。


生命活動を支配するすべての神経が集中しているところ 〜
   脳幹は 「いのちの座」 とも呼ばれ、呼吸や心臓の活動、体温調節など、生命の維持するためのすべての神経が集まっているところです。
   脳幹のおかげで、私たちは眠っているときでも、心臓の働きを維持したり、体温が調節できるのです。 また、大脳皮質の神経細胞の働きを調節して、睡眠と覚醒のリズムをつくる役目もあります。
  脳幹は、間脳(視床・視床下部)、中脳、延髄、橋、で構成されています。 大脳は意識的な活動に関係していますが、脳幹は、無意識的な活動の中枢となっています。



脳幹の死を 「脳死」 という 〜
  脳幹は、ただ生きているために最小限、必要な脳です。    大脳の機能が脱落して、この脳幹だけが生きている状態を 「植物人間」 といいます。  逆に、脳幹が死んでしまった場合は、間もなく大脳も死んでしまいます。



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