株式会社清和物産






Part  2 〜 鼻 〜



◇  鼻のしくみ  ― 人体のエアコン

鼻の最も重要な部分は、奥にある鼻腔と呼ばれる空間で、左右から出っ張った骨格を持った
三つのヒダがあり、粘膜に接しながら空気が通り過ぎて行きます
この時、空気中のちりを除いて清浄化し、気管支に冷たい空気が入らないように加温、加湿する、
まさにエアコンの役目を果たしています。鼻毛一本にも役割があるのです


ニオイを感じるしくみ 〜
ニオイを感じるのは、鼻腔の最上部にある、切手一枚ほどの大きさの嗅覚器。  ここには、嗅粘膜があり、その中にある受容細胞があらゆるニオイを感じ取っています。
  ニオイは、大脳皮質の嗅覚野で判断されます。 ニオイを感じ取ると、脳はおいしそうなニオイの時は唾液を分泌して、食欲を増進する、など、各器官に指令を送ります。
鼻が詰まるとニオイがわからないのは・・・鼻が詰まると無意識に口から呼吸するようになり、空気の流れが変わって、鼻の最上部にある嗅球までは届かなくなり、ニオイを感じにくくなるからです。
   嗅覚が鈍ると ・・・・  嗅神経はとてもデリケートで、大変疲れやすい神経です。 最初は臭いと感じていても、しばらくすると神経が鈍くなり、ガスのニオイさえも臭くなくなります。
人間は、3,000 〜 10,000種類のニオイが識別できるといわれています


クシャミが出るしくみ 〜
   クシャミは、肺を保護するための重要な作用です。
  鼻腔にくっついた有害物をとりのぞく、いわば防御反応なのです。
 
   クシャミをした時に起こる空気の流れは、強い時には、時速160キロメートルにまでなり、まるでハリケーンのような勢いです。
   鼻粘膜から分泌される粘液は、粘り気が強く、これで細菌や異物をしっかり吸着しています。そして、波打つ線毛が前へ前へと異物を運んでいるから、肺まで届くことがないのです。


鼻腔内には毛細血管が網の目のように密集している 〜
   鼻腔には温度調節のために血管が豊富に通っています。  中でも、キーセルバッハ部位と呼ばれる場所は、動脈の毛細血管が密集していて、出血が起こりやすい状態になっています。
 
   鼻をほじったり、勢いよく鼻をかむと、粘膜が傷ついて出血してしまうこともあります。  鼻血の80%がこのキーセルバッハ部位からの出血といわれるほど、実にデリケートな部分です。
   鼻血が出たら ・・・・・ 何かに寄りかかって、頭をやや高く保つようにします。 そして、綿で少し長めの栓をつくって、この先に油性クリームか軟膏を塗って鼻腔にいれ、鼻の根本を冷やします。
 
   一時的なものが多いので、まずは心配は要りませんが、出血量が多いときなどは耳鼻科を受診しましょう。



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