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| 〜 血液中に酸素を供給し不要な炭酸ガスを放出する 〜 |
| 肺の内部は、気管支と、それに沿う動、静脈から成り立っています。
気管支の末端には、肺胞と呼ばれる小さな袋が無数にぶら下がっていて、ここで、ガス交換
(酸素と二酸化炭素の交換) が行われているのです。 |
| 二酸化炭素を受け取った空気は、来た道をさかのぼり、体外に放出されます。 |
| 〜 肺動脈と肺静脈 〜 |
| 心臓の右心室から出ている肺動脈が、二酸化炭素たっぷりの血液を肺に送り込みます。 肺内でガス交換が行われ、酸素の多い血液が肺静脈を通って心臓に戻ってきます。 |
| 肺の中でこの肺動脈は、気管支のようにどんどん枝分かれをして、最後には毛細血管になります。
一方、酸素は気管支を通って、肺のすみずみにまで送り込まれます。 |
| 〜 ガス交換のしくみ 〜 |
| 肺のガス交換は、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンという物質の働きで行われます。 ヘモグロビンには、酸素や二酸化炭素と結合したり、それを放出したりする働きがあります。 その性質がガス交換に生かされており、酸素と二酸化炭素の気体分子は、肺胞の薄い壁を通して入れ代わります。 |
| 赤血球中のヘモグロビンは、酸素の濃いところでは酸素と結合し、薄いところでは酸素を放出する性質があり、二酸化炭素についても同様の性質を持っています。 心臓から送られてきた二酸化炭素を多く含んだ血液は、肺胞の中の豊富な酸素と結合し、同時に二酸化炭素を放出するのです。 |
| 〜 肺のい ろ い ろ 〜 |
| 肺の重さは・・・・・ 男性で平均 約1060g ( 右
約570g、左 約490g ) 女性で平均 約 930g ( 右 約500g、左 約430g ) |
| タバコの煙も気管支を経て直接 肺にいきます。 喫煙者は、タバコを吸わない人の5倍も肺ガンにかかりやすいといいます。 |
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