株式会社清和物産

  2005年健康カレンダー  

          月のテーマ「汗の達人」

        暑い季節なのに汗をかく事が少なくなりましたね。
         上手に汗をかくことは、夏の健康の秘訣です。
暑くなる前からよく動いて。
良い汗を出す汗腺を鍛えよう。
失われた水分はすぐに補給。
渇きを感じる前にコマメに飲もう。
夏になれば汗をかく。このあたりまえのことにも準備期間がいるのです。私たちの体は徐々に暑くなる季節にあわせて、少しずつ発汗を繰り返すことによって、夏までにきちんと良い汗がかける汗腺を発達させることができるのです。
良い汗腺は必要なミネラル分を血液に戻し、水分だけを皮膚の表面に送り出します。この汗腺の機能が鈍っていると、ミネラル分までいっしょに汗として体外に出してしまうのです。
このため自律神経の働きに変調をきたし、いわゆる夏バテになりやすくなります。
暑いからとすぐエアコンのお世話にならず、外に出て散歩にスポーツに良い汗を流しましょう。この時期に鍛えておかないと、夏を元気に乗り切れる汗がかけません。
夏の炎天下を10分歩くと、100cc程度の汗をかくといわれています。水分不足のままがんばっていると、恐ろしい脱水症状になりかねません。
特に中高年の方は、水分が不足すると血液が粘って、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなります。水分の補給は、ノドの渇きを覚えてからでは遅い位です。戸外で活動する時は、いつも水やお茶のボトルを携帯しましょう。
また、飲み方にもコツがあります。一気にゴクゴクと飲むのではなく、ほんのひとくちかふたくちずつ、ちょっとしたブレークにコマメに口に含んでください。あまり冷たい飲み物も、口やノドにはおいしくても、体にはよくありません。吸収のよいスポーツドリンクを倍くらいに薄めて、常温で飲むのが一番上手な水分補給法です。








【消化時間】
口から食べたものが、お尻から出てくるのにどれ位の時間がかかるのか?
もちろん食物の種類によって多少差はあるものの、平均して胃の中に2〜3時間、6〜7mもの長い小腸の通過にも2時間あまり、そして1.5mの結腸を5〜6時間かかって通る。
合計で10数時間という計算になる。こうして直腸のすぐ上にまで到達した食物のカス(つまりウンコ)は、次に食べる食事や生活習慣などの刺激を受け、便意として脳につたわり、肛門から体外に排出される。





【日射病は急に冷やすな】
強い直射日光に長時間さらされて起こる日射病。頭痛、めまい、吐き気と共に体がだるくなり異常に汗をかきます。こんな症状が出たら、すぐに風通しのよい木陰など涼しい場所に移動し、体を締め付けているものを全てゆるめます。
足を高くして横になり、冷たいタオルで全身を冷やしながら、風を送ってあげてください。ただし、急に強く冷房が効いた場所に移すのは禁物。冷やしすぎると体がついていかず、一層気分が悪くなりかねません。


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