株式会社清和物産

  2005年健康カレンダー  

          6月のテーマ「歯磨きの達人」

        1日何回磨きますか?何分磨いていますか?
          一生使う大切な歯をもっともっと上手にお手入れ
朝起きてすぐ磨くのはナンセンス。
1日何回でも食べたらすぐ磨く。
広い面を磨くのではなく、
円い柱1本ずつを磨くという意識で。
習慣的に、朝起きたらまず顔を洗い歯を磨くという人がいます。しかしこれは口の中がサッパリするだけで、あまり意味がありません。
歯を磨くのは、歯の周りの食べ物のカスを取り除くのが一番の目的です。そうとわかれば何かを食べたら、その都度直後に磨くのがいちばんです。
1日3回の食後はもちろん、おやつの後も磨くのがベスト。できれば歯ブラシを1本いつも持ち歩くくらいの心がけが大切です。1日1回といわず何回でも磨きましょう。
虫歯や歯周病にならず一生自分の歯でおいしく食べたかったら、これくらいの努力は若い時からずっと惜しまず続けましょう。
歯磨きの方法ですが、ここでもやはり「磨く」というより歯のスキマに残ったカスを取り除くという意味を考えると、磨き方が変わってくるでしょう。
広い面をゴシゴシこすっただけでは、カンジンな谷間の汚れは取れませんよね。円柱状の歯の側面までしっかりきれいにしましょう。そのために歯ブラシは少し小ぶりのもののほうがいいようです。力を入れすぎて毛が寝てしまうと意味がないので、柄の部分は「握る」というよりも「つまむ」くらいの気持ちでやさしく持ってください。
こうしてどんなに入念に磨いても、80%位の汚れしか取れません。残りは歯ブラシの届かない歯と歯の間。ここを掃除するには糸状のデンタルフロスか歯間ブラシを使用してください。ただし、これだけのフルコースを毎回というのは事実上不可能なので、歯と歯の間のお掃除は1日1回おやすみ前の歯磨きの時にでもするといいでしょう。







【歯の本数】
7ヶ月目頃から生え始め、2歳で生えそろう乳歯は上下10本ずつ計20本。そして大人の歯、永久歯は、親知らずを除いて上下14本ずつ計28本。
しかし日本人は世界の標準からして歯に対する健康知識や関心が少ないようで、12歳児の虫歯の数はイギリスやアメリカの約2倍。そして30代で早くも歯を失い始め、50代で7.2本、60代では14.5本もの歯を無くして7人に1人が総入歯というデータがある程だ。80歳で20本という理想はまだまだ遠い。





【食中毒は吐けるだけ吐け】
体内から食中毒の原因となった食物を出すため、とにかく吐けるだけ吐きます。吐き気があるのに吐けない時は、ぬるま湯か食塩水をコップに5〜6杯くらい飲んでから、指で舌の奥を押さえて吐きます。
全部吐いたら体を暖かく包んで安静にし、失った水分を補給する為に、お茶やスポーツドリンクを少しづつ何回にも分けて飲んでください。食中毒の中には生命に関わる怖いものもあるので、症状が激しい時は早めに医師の診断を。


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